個人事業主、平成28年の確定申告に税務署へ行ってきた。

個人事業主になって4年目である。毎年この時期なると税務署へ行き確定申告をする。定年退職の1年前に40年務めた会社を依願退職した。
何故?定年退職まであと1年なのに辞めてしまったのか、と誰しも疑問に思い問いかけてくる。

重大な理由は何も無い、あと1年をこのまま待てなかっただけである。現役でばりばりの頃は仕事も面白かったが取締役になって毎日が退屈だった。
年商40億くらいの決して大きな会社では無いがまだまだ伸びる会社でもあった。ある程度組織も出来上がり自分の役目は?と思い始めた。

60歳の定年を迎えてから仕事の引継ぎを行っては遅いと思った。辞めたい話を社長した。死ぬまでここにいてくれ、と言われた。
それでも、60歳を過ぎれば死んだも同然、ときっぱり辞めてしまった。

そして、個人事業の会社を興し仕事を始めた。何とか飯が食える程度の売り上げと利益は確保出来ている。
税務署の人間とも知り合いになれた。サラリーマン時代には得られなかった異分野の人間関係と知識を身に着けることが出来た。

電子業界の営業代行と言う仕事をさせてもらっている。

税務署は好きでは無いが、年に1度そこに集う人間たちが面白い。

 

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