岡山にもあった!西大寺はだか祭

はだか祭といえば、国府宮、という知識しかありませんでした。

ところが、見ていると、国府宮よりも過酷な感じにさえ受け取れるお祭りでした。国府宮と同じで、「天下の奇祭」といわれますが、岡山県西大寺

はだか祭には、国府宮を超える一万人もの裸男が群をなし、会場を真っ暗にした中、神主さんから投げられた「宝木(しんき)2本)」を拾うのですが、

運よく拾っても、他のはだか男に奪い取られることもあり、最後まで持ち続けた2名が、神男になるのだそうです。

「宝木(しんき)」は、どう見ても、陸上競技のリレーに使われるバトンよりも小さく思われるようなものでした。はだか男たちは、あまりにもの

戦いに、もみくちゃになる為、失神を起こしたりする人も 続出するとか。

国府宮と同じように、もみくちゃのはだか男に向かって、手桶隊が水をかけますが、あっという間に白い湯気となって舞い上がる景色は、壮観の一言に

つきる風景でした。